気をつけたい点

 

基本的に会話が苦手だと言う人は、仕事での業務会話以外の雑談は無駄話と考えているのではないでしょうか?そうすると会話が続かないのも無理はありません。

 

そもそも会話がなかなか続かない人は、気がついてみると、話がどうも自分主体の内容に傾いてしまっていることが多いようです。これを念頭に置いておけば、そこから改善が始まります。「自分主体の会話」をしている時に、相手の状態はどうだったでしょうか?会話が途切れる理由がそこにあるとおもいませんか。

 

当たり前のことですが、会話は相手がいなければ成立しません。基本中の基本を見失っているわけです。会話をする相手が気分よく話せるよう聞き上手になると、状況は相当変わってくると思います。相手主体で会話を運んでみることがポイントです。それなら例え初対面の人が相手でも会話が続かないという事態は起こりにくいと思います。

 

同性なら会話が弾んでも、相手が異性だと会話が続かなくなってしまう人もいます。つまり、合コンやお見合いパーティーのような場が苦手だというタイプの人です。単に経験不足であるだけなのかもしれませんが、そんな場合でも相手主体の会話を実践するようにすれば、もっと早く活路を見出せるはずです。

 

ただ最初は会話のきっかけが要るでしょう。そんな定番といえば、天気、季節、ニュースなどでしょうが、最初のさりげない一言は用意しておきましょう。話のネタがあっても、最初に声をかけられないのでは始まりません。いきなり天気や季節の話では不自然です。声かけの後の話のネタもささいなことで構いません。無駄話で楽しい時間を過ごせるようになれば、しめたものです。